小学校でタブレットの活用が進んでいますね。そんな現代であっても、根強く使用されているランドセル。
1年生や2年生はまだ体も小さく、いろんな荷物を持っている姿は可愛いと思う反面気の毒になることも。教科書の入った我が子のランドセルをもつのは、大人でも「よいしょ」と言いたくなる重さですし、さらに1㎏近いタブレットが追加されると思うと、、、、ちょっとかわいそう。
そこで校長先生に質問してみました。
藤P「リュックサックでの通学はできないでしょうか?」
校長「小学校では、リュックサックでの登校を禁止したことはありません。入学説明会ではランドセルなどの類の教科書を入れられるものをご準備くださいと、案内しているはずです。
ただ、ランドセルは非常に合理的なので選ばれているんだと思っています。
一つ目は転倒時に後頭部をぶつけないようにする、子どもの「安全」が考えられているということ。形がしっかりしているのはそういう理由です。なにかあってから、こうしておけばよかったでは遅いですからね。
二つ目に、地域社会が「ランドセルを背負っている児童は登下校中であると認識し、それに見守られる」ということです。ランドセルは一つのアイコンとなっていますから。リュックサックを背負っていては、登下校中と認識されないことで見守りの機能は下がるでしょう。
リュックサックでの登下校をご希望のかたは、担任の先生と話をして下さい。これまでも高学年、卒業目前でこわれてしまったというのでご相談はうけたことがあります。」
このお話に役員一同「なるほど!」となりました。
「事前にクラス内でアナウンスするなど、担任の指導の方針があると思いますので」と先生の指導の範疇であること、希望を事前に話し合うことをお勧めいただきました。
ランドセルには子どもの安全を守りたい、大人たちのおもいも入っているようです。
入学式で誇らしげにランドセルを背負う一年生の姿はかわいらしいですよね。
高学年でランドセルが破損し「卒業まであと少しなのに、買いなおし!?」と叫ぶ必要はなく、担任の先生にご相談できるのは、すっごく元気いっぱいなお子さんを持つ親御さんに朗報ですね。